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恋する薔薇を食卓に。


たおやかな一輪の薔薇が白磁に映える優雅なこのパターンは、もともとハプスブルク家の内遣い用の作品で、オーストリア・ハンガリー帝国が帝位を去る1918年まで、ハプスブルク家の門を出ることのない高貴なものでした。


1864年の旧ウイーン窯閉鎖に伴ってその型や柄を継承してからはヘレンドが供給を受け継ぎますが、そこで絶世の美女、皇妃エリザベートが登場します。もともとお転婆娘で乗馬好きのエリザベートは因習的なウイーンの宮廷を嫌い、好んで山野連なるハンガリーに滞在しました。


ブダペスト郊外のゲデレ城はお好みの滞留地で、自然に囲まれた生活をこよなく愛したと言います。"ウイーンの薔薇"などへレンドの器が身近にあったことは言うまでもありません。エリザベートは今もハンガリーで深く慕われ、ブダペスト市内を流れるドナウに懸かる橋のひとつに彼女の名前が付けられています。


そのエリザベート橋は毎日夕陽と共に美しいイルミネーションで飾られて夜景を彩りますが、これは2009年、国交樹立140周年を記念して日本がハンガリーにプレゼントしたものです。