美と愛のシンボル、薔薇のモチーフ
薔薇はギリシャ神話の昔から“美”と“愛”のシンボルとして多くの詩人や音楽家に賛美され、画家は貴婦人を描くとき、そのかたわらにそっと薔薇を添えるのが慣わしでした。
13世紀から700年にわたってヨーロッパ全域に権勢を振るったハプスブルク家でも、代々薔薇のモチーフに特別な愛着を寄せ、薔薇が描かれたディナーセットを使ってきました。1864年、皇帝御用達の旧ヴィエナ窯が閉鎖されたとき、皇帝フランツ・ヨーゼフはヘレンド窯をその後継として指名し、1918年同家が帝位を去るときまで、ヘレンドは『ウイーンの薔薇』などハプスブルク家ゆかりの器を数多く納めてきました。
『ウイーンの薔薇』は、とりわけ同家の自家遣いとして大切にされ、1918年まで一般の人々の目に触れることのなかったパターンでした。パターン名を直訳すると"ハプスブルク由来の薔薇"、その類まれな美貌で"ババリアの薔薇"と呼ばれたハプスブルク家最後の皇后エリザベートはハンガリーをこよなく愛し、よくブダペスト郊外のゲデレ城に滞在し、大好きな乗馬を楽しみました。遠乗りから城に戻り、エリザベートが喉の渇きを癒すために手にしたのがこの『ウイーンの薔薇』でした。

ここにひとつ、『ウイーンの薔薇』にまつわる興味深い発見をご紹介しましょう。1870年前後に描かれたとおぼしき『ウイーンの薔薇』の器が最近、骨董市で見つかり、ヘレンドミュージアムに収蔵されました。それと現在の『ウイーンの薔薇』とを較べると、絵の左下の葉の描き方に違いがあるのです。
1870年ごろの葉の描き方がヨーロッパ風に、写実的なものであるのに比べ、今のそれは日本の漆器に見られる蒔絵風としか見えない描法です。よくご覧になると、葉の中心が若草色に染め抜かれて、周囲と異なって見えます。
その形は徳川家の葵紋に似てはいませんか?
そうした様式化をヨーロッパの写実画に接する時、そこにジャポニスムの影響を見るのはうがち過ぎた解釈かもしません。しかし、宮大工のかんな削りに魅せられたエリザベートの影がここに描かれている、とも理解できます。
もちろんヘレンド社に尋ねても、その答えはありません。
模様
 
      
     
        
 ロゼッタカップ&ソーサー
容量:約170ml
15,750円
 ティーカップ&ソーサー
容量:約200ml
17,850円
 兼用カップ&ソーサー
容量:約200ml
17,850円
     
        
 メランジェカップ&ソーサー
容量:約200ml
17,850円
 モカカップ&ソーサー
容量:約100ml
14,700円
 オリエンタルカップ&ソーサー
容量:約120ml
14,700円
     
        
 ティーポット
容量:約800ml
35,700円
 ミニティーポット
容量:約400ml
27,300円
 モカポット
容量:約300ml
35,700円
     
        
 パン皿
直径:約16cm
10,500円
 デザートプレート
直径:約19cm
11,550円
 ディナープレート
直径:約25cm
18,900円
     
        
 シュガーポット
容量:約200ml
23,100円
 オープンシュガー
長径:約10.5cm
14,700円
 クリーマー
容量:約100ml
14,700円
     
        
 モカクリーマー
容量:約80ml
12,600円
 ジャム/マーマレード
長径:約15cm
14,700円
 オイルポット
容量:約60ml
14,700円
     
        
 バターフロート
長径:約8.5cm
13,650円
 ピーチディッシュ
長径:約12cm
10,500円
 クッキーディッシュ
長径:約14.5cm
21,000円
     
        
 ラージマグ
容量:約250ml
15,750円
 ミッドマグ
容量:約200ml
12,600円
 スモールマグ
容量:約180ml
10,500円
     
        
 サービストレー
長径:約23cm
28,350円
 ハンドル付リーフトレー
長径:約23cm
31,500円
 オーバルディッシュ
長径:約26.5cm
21,000円
     
        
 オードブルセット
直径:約25cm
42,000円
 丸ケーキプレート
長径:約27cm
36,750円
 パーティートレー
長径:約40.5cm
63,000円


※ 手描きのため、色や絵柄が異なることがございます。

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