第一章 「世界の五大文明から」 2005−2009
最初の5年では旧大陸の5つの古代文明にふくろうの姿を尋ねます。ギリシアのふくろうは一般によく知られていますが、実は他の四文明にもふくろうの姿があって、一様に人智を超えた神秘の力を持つ鳥として特別視され、シンボルとして彫り物にされていたようです。各文明それぞれに姿かたちの異なることも、地域と時代の違いを映し出して興味深いところではないでしょうか。なお、作品は各地の博物館にオリジナルを訪ね、それぞれの特徴を活かして創作したものです。
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年代 |
オリジナル作品の所蔵博物館 |
| 第一回 |
ギリシア 前コリント期 |
ルーヴル美術館(フランス) |
| 第二回 |
古代中国 殷代 |
ヴィクトリア&アルバート博物館(イギリス) |
| 第三回 |
メソポタミア 古代バビロニア |
大英博物館(イギリス) |
| 第四回 |
エジプト 古王国時代 |
カイロ美術館(エジプト) |
| 第五回 |
インド |
国立ハンディクラフツ&ハンドルームミュージアム(インド) |
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第二章 「モンゴロイドの壮大な旅を追って」 2010−2014
先史時代にユーラシア大陸を東進するモンゴロイドが、南へ進路をとる派と、陸続きだったベーリング海峡辺りからアメリカ大陸に向かう派に分かれて移動を続けたと言います。時空の概念を超える壮大で波乱の旅です。その末裔がユーラシア大陸の東・東南・オセアニアに住む私たちアジア人や、北極圏から南極近くに及ぶ南北アメリカ大陸の先住民で、この広大な地域いたるところの神話にも、常にふくろうが守り神のようにやさしく息づいているのです。6年目からは、太平洋をまたぐ遥かなる世界にふくろうの跡を辿ります。
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