第二部 「モンゴロイドの壮大な旅を追って」 2010−2014
先史時代にユーラシア大陸を東進するモンゴロイドが、南へ進路をとる派と、陸続きだったベーリング海峡辺りからアメリカ大陸に向かう派に分かれて移動を続けたと言います。時空の概念を超える壮大で波乱の旅です。その末裔がユーラシア大陸の東・東南・オセアニアに住む私たちアジア人や、北極圏から南極近くに及ぶ南北アメリカ大陸の先住民で、この広大な地域いたるところの神話にも、常にふくろうが守り神のようにやさしく息づいているのです。6年目からは、太平洋をまたぐ遥かなる世界にふくろうの跡を辿ります。
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"アメリカ古代文明へのいざない" 〜未知の世界にロマンを求めて〜
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| いつどこからアメリカ大陸に? | |
コロンブス以前のアメリカは未開地だった? |
| 今から1万3千年ほど前に陸続きだったベーリング海峡をシベリアからアラスカに渡って、そこから大陸を縦断して南米に至ったというのが、長い間モンゴロイドのアメリカの旅の定説でしたが、最近では2万年ぐらい前だったとする説が有力。一方で太平洋から南米への海上殖民説などが立てられていますが、いずれも仮説の段階です。ロマンに満ちた古代の謎は果たして解明されるのでしょうか。 | |
最近の調査結果によると、西欧人が来る前のアメリカ大陸について、私たちは考え方を大きく変えなければいけないようです。当時の南北アメリカは未開の地どころか、むしろ独自の高度な文化文明で大いに栄えていたことが明らかになってきたのです。向こう5年の旅先でどんな驚きに出会うか、楽しみです。 |
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| ペルーは世界最古の文明発祥の地 | |
マチュピチュ |
| 中でもペルーは、今から5千年前のものと分かった古代都市群のスケールと完成度から、メソポタミア・エジプトに匹敵する文明発祥の地と判明し、今なお続く発掘でさらに時代が遡るかも知れないのです。しかも、どこからも遥かに孤絶したここだけの文明、そのペルーが2010年の舞台です。 | |
万年雪を戴くアンデスの高峰に沿って築かれたインカ帝国の版図は、当時旧大陸の超大国だったオスマントルコや明朝中国を凌いで世界一でした。5百年前スペイン人ピサロがその帝国を徹底的に略奪したのですが、幸い難を逃れたのがマチュピチュです。この深山の秘境は帝国の聖地でしたが、元はインカに先立つ古代文化の上に築かれたものです。2010年フクロウを求めて目指すのはその先行文化のひとつ、モチーカです。 |
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年代 |
オリジナルの形態 |
第六回 2010年 |
南米ペルー(中央アンデス)〜モチーカ |
祭酒器 |
第七回 2011年 |
南米コロンビア〜エルドラード |
神殿装飾 |
第八回 2012年 |
中米グアテマラ〜マヤ |
笛 |
第九回 2013年 |
中米メキシコ高原〜テオティワカン |
奉納壺 |
第十回 2014年 |
北米東部〜ウッドランド |
パイプ |
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