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コロンブスが辿りついた黄金郷 エルドラードのふくろう |
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コロンブスの新大陸発見 コロンブスが最初に辿りついたのはカリブ海の辺りで、金銀、真珠などが溢れるように採れる夢のような土地でした。そこで奪った膨大な量の金銀などがスペインに運ばれたのです。スペイン人はこの辺り一帯をエルドラド(黄金郷)と呼んだ所以です。 金は太陽の汗、銀は月の涙 南米大陸を縦走するアンデス山脈から流れる出る川や、カリブ海に浮かぶ島々で豊富に摂れる金銀は、この地に住む人々にとって太陽と月の信仰に関わる神聖なものでした。特に黄金細工は永遠性と聖なるステータスの象徴で、ここでは紀元前千年ごろから作られ、高い芸術性を誇っていました。 黄金細工と交易立国 この地域は北のマヤと南のモチーカ文化圏の間で豊かな自然に恵まれ、金銀やエメラルドの細工品で隣国と交易しながら平和に領土を経営していたと想像されます。多文化と違って、残された遺物に戦士や武器など戦いを表すものがないのです。 ふくろうはシャーマンの化身 当時の社会の中心はこの地域でもシャーマンで、ふくろうなどの鳥に変身して異界に飛び、病を治す知恵を得たとされるのはアンデスと同じです。シャーマンの一番大事な仕事は病魔を払ってひとの健康を回復することで、それがふくろうを幸運に結びつけたのでしょう。シャーマニズムは南米一帯に共通する信仰だったのです。 NYのメトロポリタン美術館にあるオリジナルは純金の出土品で、スペイン人の略奪を運良く逃れた儀杖の一部です。この地域はエメラルドや翡翠の世界的な産地で、作品の翠色はそれをなぞらえたものです。
2011年ふくろうメダル カリブ海に面した中央アメリカのタイロナ地方は、古代から金細工や土器などの文化が盛んな地域です。天上世界と地上世界を結ぶ鳥がよく作られました。ふくろうはその仲間で、今回のメダルに収めたものはふくろうの形をした笛です。 |
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